1993年に「相模原にも野宿者がいるよ」と横浜のパトロールメンバーに促されて、相模原市内の公園や駅周辺の路上で生活する人たちを訪問し始めて、はや30年がたちました。
毎月第2、第4木曜日の夜、おにぎりセット、毛布、スープ、下着などを持って声をかけながら回っています。何回か会ううちに信頼関係ができると、困っていることや希望していることなどを話してくれます。長引く不況の影響で路上生活者は後を絶ちません。派遣切りされた20代、30代の若者も増えています。
木パトでは、さまざまな生活困窮者が、希望を持って再出発の手助けをすることができればと、シェルターの運営をしています。女性や母子の利用者も少なくありません。
2012年度からは、相模原市との協働事業(2015年からは協定事業)として、相談室運営、訪問事業も続けています。皆様のご支援をお願いいたします。
木パト(もくぱと)とは